鳩麦開卓所

作ってる人

私は「十一里あるく」と言います。ちなみに、読みは「じゅういちり」です。
いま、鳩麦開卓所をつくっているところです。
そんなにおもしろい人間でもありませんが、
せっかくなので自己紹介をさせていただきたいと思います。

自分はTRPGがとにかく大好きです。
「こんなにおもしろい遊びがあるのか」と思いながら常々あそんでいます。
なんといっても、GM・PL問わず、参加者の物語が溶け合って変化していくのが、
もう最高にたまりません。
新しい星が生まれるのを見ているような、果てしないおもしろさがあります。
それは、強くて儚くて美しくて、ここにしかなくて、
同じでありながらけっして同じではなくて、
心の奥に消えずに残る、宝ものなのです。

そんな自分がTRPGに出会ったのは
1990年代。ソード・ワールドRPGとの出会いでした。
たまたま近くに興味を持っているオタク仲間がおり、遊ぶ機会に恵まれました。
まだ自分が中学生だった頃、右も左もわからないながら
(わかってるようなフリをしながら)
もう夢中になって遊び倒しました。
その時のルールブックはもう遊びすぎて、
表紙が千切れてなくなってしまいました。

それから、サイコロころころ、どんぶらこ。
月日は流れ、
いつの間にか、コミックマーケット(通称コミケ)で
シナリオを配布するようになったり、
コンベンションを自分で開いたりするようになりました。
ダイスも仲間もシステムも、
もちろん自分自身も、
なにもかもが変わっていきましたが、
変わらないのは「TRPGが好き」ということでした。

自分はTRPGから、とてもたくさんのものをもらっています。
しかし、世間一般にはTRPGはまだまだマイナーな遊びです。
でも、もっと遊べたっていいはずです。
そう思った自分が「TRPGを遊べる場所を増やそう」と思って
はじめたのが、TRPGコンベンション「鳩麦コン」でした。

今は、その次の段階です。
いつでもコンベンションをやってるような場所をつくります。
それが「鳩麦開卓所」なんです。
いつでも卓を開くことができる。
いつでも卓が開いている
そんな場所にしたいです。

まぁ、そんなことを考えているのが自分であります。
最後になりましたが、好きなTRPGシステムは
マギカロギア、Tales from the Loop、ブルーフォレスト物語
です。(ソードワールドは心の殿堂入り)
さてと、長くなったのでこの辺にしておきますね。

それでは、いつか皆さんとお会いできる日を、
もしよければ一緒に遊べる時を、
楽しみにしております。

十一里あるく