キャラ名鑑

学園都市ヴェリタス、その学園『アカデメイア』に有名なサークルがある。サークルの名は「第一ボードゲーム部」。所属部員はたった四人。しかも皆、卒業を控えた3年生だ。18期生の首席で法学部のエース、ストレスの発散や感情の発露のために夜な夜なサンバを踊り出すサンバ野郎「瀬川波留」。次席で博物学科の奇才、四六時中なにかしらを採集し収集し部屋にため込む汚部屋女子「毒島良香」。脳科学科の期待の星で、なんにでも興味を示し、解を得るまで相手を質問責めにする好奇心妖怪「白宮想良」。演劇科所属の主役級舞台人で、独特の言い回し・大ぶりな身振りで己の世界を日常でも構築する厨二病男子「飛鷹翼」。つまりこのサークルは問題児たちの集まりなのである。そんな問題児たちもあと三日で卒業を迎える、のだが、彼らが大人しくしているわけはなかったのだ。第一ボドゲ部の面々は、学園に学園都市に自分たちがいたという証を刻み込むために、自分たちの奇行を「七不思議」として紡ぎ出したのだ。そのために残りの三日で新たな奇行に走るなど、誰が想像できただろう……。第一ボドゲ部が永久不滅になるように部室のプレートを接着剤等で強固に固定、卒業制作としてすでに作成していた自作ボドゲをヴェリタス各地にばら撒き、図書室内部に謎のボタンを増設して難解な謎解きを残した。そして残りの四つの不思議は個々人の三年間の振舞いをいいように語り、七不思議を完成させたのだった……。

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僕たちが作り上げた七不思議！ほとんど無くなってたんだけどー！！残ってたのはどうしようもない自作ボドゲと第一ボドゲ部の部室だけなんだけどー！！