セッション情報

■今回予告■
商いの国では今日も、喧騒と騒乱に塗れた一日が終わります
闇に焦がれる小鳥にも、光を妬む獣にも
時間だけは平等に、その頭上をめぐるのです
夢見る少女の元に届けられた一通の予告状
満月に立つ怪盗は、いかなる獲物を望むのか
漆黒に染まる羨望の雫が無垢な笑顔を食らいつくす前に、どうか
これは騒然とした日常にかき消される小さな小さな物語
口にとろけるお菓子のような
娯楽につぶやく歌のような
甘い一夜の狂騒曲(ラプソティー)
さぁ、あなたも、おひとついかが？
モノトーンミュージアム
「砂糖仕立ての狂騒曲」
──かくして、物語は紡がれる。


演目ハンドアウト
PC 達には以下の設定が付与される。
PC1:カラメラに仕えているからくり（or 従者）。カラメラのことをとても大切に思っている。
PC2:赤銅の鈴構成員。

PC1
クイックスタート：歯車仕掛けの従者 2.0(微笑する執事 2.0)
クラス：からくり（or 従者）
パートナー：カラメラ・シュトーレン 推奨感情：忠誠
それは、日常に訪れた非日常。
君は商いの国に住む貴人、カラメラ・シュトーレンに仕えるからくり(or 従者）だ。
君の主カラメラは少しばかりわがままだが、とても君のことを大切にしており、
君もまた、主である彼女を大切に思っている。
そんなある日、怪盗"ブレーメン"から一通の予告状が届いた。
なんでも「次の満月の夜、「"深層の令嬢の焦がれる夢"カラメラ・シュトーレン」を頂きにまいります」
というのだ。
カラメラの父親以外は砂糖菓子だと笑っていたが、しかして当日、君が少し目を離した隙に、
本当にカラメラは消えてしまった！
何としてでも、カラメラを探さなければ！

PC2
クイックスタート：宵闇の怪盗 2.0
クラス：日陰者
パートナー："百面被り"ジュロッソ 推奨感情：敵愾心
それは、非日常という日常。
君は赤銅の鈴に所属する日陰者だ。
君には"百面被り"ジュロッソという因縁の相手が存在する。
そんなある日、君は赤銅の鈴のボスである"マキャビティ"プラトーから一つの指令を受ける。
曰く、ジュロッソが伽藍であり、彼を抹殺せよとのこと。
満月の夜、君はジュロッソをあと一歩のところまで追いつめたが、思わぬところで邪魔が入り、
彼を取り逃がしてしまう。
何としてでも、ジュロッソを探さなければ！
※"百面被り"ジュロッソとの関係性については自由に決めていただいて構いません。
「なんか気に食わない」～「○○の仇！！！」まで好きに決めて大丈夫です。

■PC 間パートナー PC1→PC2→PC1

■演目データ
・プレイ人数:2人
・プレイ時間:4～6時間程度
・演者レベル:5
・演目傾向：ライトな勧善懲悪。
・公式 NPC："マキャビティ"プラトー(MM P.215)、"ブレーメン"ロデオ・フットとハフリール(FT P.219)
・使用ルール：旧版全て(改訂版及びカッサンドラの書架以外)
　　　　　　少人数制ルール(FT P.229)の採用
・げそ。様作のシナリオです。